ようこそ、恋愛指南部へ!

「うーん、モデルが絶妙に微妙ね」


……

思ってても言うんじゃない!






それからどのくらいの時間が経っただろう。

「こんなものかしらね、コーヒー頂戴」

「えぇ……」


何着か決めたらしいドレスを見ながらソファに座る女性。

そろそろ自己紹介くらいしてくれてもいいのでは……

何故か分からないがこの女性の発言には威圧感?のようなものがあり、パシリでもないのに従ってしまう。

「あの、コーヒーってどこに……」

「一番上の右の棚」


いや、分かるならやりなさいよ!


仕方なくコーヒーを入れてリビングへと戻る。


「そう言えばあなたの名前を聞いてなかったわ」

「あ、深水志乃です」