ようこそ、恋愛指南部へ!




記載されていた住所は、高校からそこまで遠くはなかった。

かと言って、電車に乗らないわけには行かない。

この寒い中、2駅分歩くのは過酷すぎる。


普段あまり降りない駅で降りるだけで、少し街が違って見える。

なんて、少しセンチメンタルになってみました。


正直、少し怖いんだ。

この住所が一護の家だとして、仮初の彼女の私がほんとに行ってもいいのかなって。

私がいなくたって、一護は困らないだろうし。

私、行ってもいいのかな……

一護と出会ってもうすぐ4ヶ月になる。
今だに恋と鯉の違いを2つほど見つけられたくらいの成長しかしてない。

一護が卒業するまでに、私はちゃんと恋ができるのかな……

駅前に大きめのスーパーがあったので、インスタントのお粥や熱冷まシート、ゼリーやスポーツドリンクなどを買った。