ようこそ、恋愛指南部へ!



午前中は、アズたちと一緒にクラスの喫茶店を手伝った。

みあは来る客来る客にナンパされてもう大変だった。

普通の女子なら知らない人に連絡先を教えないし、イケメンが助けに来てくれたりするんだろうけど……


『え〜、もしかしたら何かの手違いで連絡する機会あるかもしれないし』

なんて呑気に言いながら連絡先を交換していた。

ちなみに、恋愛指南部に紹介してもらった彼氏とは先月別れたらしい。

高校入ってからだけでも何人と付き合って別れたのやら……という感じである。


アズは11時で交代になり、彼氏の山本くんが迎えに来てくれていた。


「梓沙、その服すごい似合ってるよ」

「ばっ、ばばばばっかじゃねーの!?」

メイド姿を見られて恥ずかしそうにしてるアズを見て、女子だなぁなんてぼんやりと思っていた。


「あ、志乃ちゃんそろそろ交代の時間じゃない?」

みあに言われ時計を見ると、12時になるところだった。

「ほんとだ、そろそろ部室に行かないと」