柊くんと同じ高校に通うため、ここにきた。
そして、そこに通い続けるために、少しでも接点を維持するために。
匠と一緒に暮らしてる。
匠の彼女のフリなんかしてるんだから。
「次の方どうぞー」
メイド姿の店員さんが、1番前にいたあたしたちを店内へと案内する。
「こちらの席でお願いします」
店員さんに連れられてやってきた席にあたし達は向かい合って座る。
「ここのバイキング、ホールケーキ頼めるんだぜ」
「いや、バイキングきてホールケーキって……もっと色んな種類食べたいじゃん」
メニューを見て、なぜかワクワクしてる匠。
そんなに、甘いものが好きになっていたのだろうか。
「いいから、ホールケーキ頼むぞ」
ここのバイキングは、テーブルオーダーになっているらしく、匠のが席についているボタンを押す。
「このホールケーキでお願いします」
「わかりました。ローソクなどつけます?」
おそらく、ホールケーキなんて頼むから誕生日かなにかだと思われているのだろう。
そして、そこに通い続けるために、少しでも接点を維持するために。
匠と一緒に暮らしてる。
匠の彼女のフリなんかしてるんだから。
「次の方どうぞー」
メイド姿の店員さんが、1番前にいたあたしたちを店内へと案内する。
「こちらの席でお願いします」
店員さんに連れられてやってきた席にあたし達は向かい合って座る。
「ここのバイキング、ホールケーキ頼めるんだぜ」
「いや、バイキングきてホールケーキって……もっと色んな種類食べたいじゃん」
メニューを見て、なぜかワクワクしてる匠。
そんなに、甘いものが好きになっていたのだろうか。
「いいから、ホールケーキ頼むぞ」
ここのバイキングは、テーブルオーダーになっているらしく、匠のが席についているボタンを押す。
「このホールケーキでお願いします」
「わかりました。ローソクなどつけます?」
おそらく、ホールケーキなんて頼むから誕生日かなにかだと思われているのだろう。



