「寝室のイメージだとトラやライオンじゃあ合わないからな。」

「 そうだね寝室は森をイメージして作ってあるからね。トラは竹林だし〜ライオンはサバンナだし〜って。だからなんで狼なの?森にはリスやウサギだっているでしょう?」

「えーだって梨沙子ちゃんは『ザ・野獣』じゃん俺が朝起きるといつも何も着てないんだぜ、これが野獣じゃあないならなんだ?」と腕組みをする。

「だって〜ベッドで可愛く寝ていれば〜あーんな事やこーんな事したくなるでしょう?」と服の裾を掴みイジイジする。

「それはわかる気がする。」と誠司は梨沙子を抱き上げる。

「ちょっと何?」

「はずがしがり屋の狼さん、今日は少し強気の猫におとなしく食べられてくださいね。」と寝室に歩き出す。

「えー」と顔を赤く染める。

「その前にベッドの上で撮影会ね。」と寝室に入った。

2人の待ち受け画像はツーショット写真に変わったのは言うまでもない。