プロローグ

「あの、一目惚れしました!俺と付き合ってください!」

「……アンタ、東中だろ?敵に交際申し込むなんて、何企んでんの?」

へ?

一世一代の告白をしたのにも関わらず、俺はあっさりと振られてしまった。

え?なんの事か、さっぱり分からないって?

うっせー!

それが、振られた奴にかける言葉か!?

まあ、いい。

事の始まりは、朝へと遡る……。