「いきます!
カミユさんといきますっ!」

小さな手がカミユを掴み、ぱっとその巨体の後ろに逃げ込んだ。
その姿にウェルロイドは苦笑する。


「はいはい、かしこまりました。
そんなに逃げないで下さいよ。」
カミユはウェルロイドに頭を下げ
小さなカティナを連れて部屋を去ろうとしたところで足を止めた。