見上げてくる栗色の瞳は戸惑いを映している。 「最も早く、確実に貴女を護れる方法だ。」 形のいい唇がふっと微笑みをつくる。 「口づけをー、、 それですべては収まるのだから。」 「え?」 カティナは呆気にとられる。 ぐっと腰を押さえられ、身体を捻ろうとするのを阻まれる。上体は逞しい胸と腕に抱き締められ、身動きが取れないー、、、 ウェルロイドの輝くような金髪がこぼれてくる、、