「いや!離して!」

「お嬢ちゃん、この模様は、、」

ライアスは娘の手の甲に薄っすら浮かぶ円を認めると
動きを止めた。

「ははぁ、、

青と黄金の奴らにはもう会ったってわけだな。



俺が最後か?」

ライアスが抱いた腕を解くと、次第にカティナの紅い光は収まっていた。