エレディンの乙女と青龍の守護者


「あなたは、、、     ひとなの?」

途端、

空気を震わすほど豪快な笑い声が響き渡った。

がははっと笑う。
それは響き渡るほどの太い、人の声だった。

「人でなければ何なのだ!」

もじゃもじゃとした赤黒い毛皮の下にがっしりとした顎が覗く。
毛むくじゃらの大きな獣に見えたのは
動物の毛を剥いだ衣服を羽織っているからのようだ。