「ねえ明日のコミュ英まじ最悪じゃない?
小テストだって」

そう言ってため息を漏らすのは、イオナ。

「小テストくらい大丈夫だって!
イオナはいつも定期テスト赤点ギリギリじゃん!」

ポテチを食べながら、イオナをからかうのはサキエ。

「サキエったらひどーい!ねえ、ミハル」

「えー、どうかなー真実だし、ねえ?笑」

ミハルはいつも、サキエのからかいに便乗する。

「もうミハルったら!」

「まあまあ」

そして、怒ったイオナをなだめるのは私、カナの役目。

私達四人組はいわゆるイツメン。
移動教室も、お昼ご飯も、文化祭回るのも、いつも一緒。