「今後一切、華ちゃんに関わるな、わかったな」

私がそう言うと、村岡が黙って小さく頷いた。

それからというものの、村岡が華ちゃんの周りをウロチョロすることはなくなった。

村岡がいなくなったので、私は華ちゃんと二人で更衣室に行ったり、一緒にお弁当を食べたりできるようになった。

まるで、一年生のときに戻ったみたい。

華ちゃんと一緒…うふふ…。

「最近、また華ちゃんとお弁当食べられるようになって嬉しい♪
一年のときはずっと一緒だたけど、二年になってからは全然んだったんだもん」

「うん…そだね」

「どうしたの?なんか元気なさげ」