黒少女

どうして、華ちゃんはあんなやつなんかと仲良くするのだろう。

華ちゃんの一番の友達…親友は私なのに。

どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、ドウシテ、ドウシテ、ドウシテ………。

二人が、私が隠れている電柱の前を通り過ぎる。
私は、ただひたすら村岡を睨みつけることしかできなかった。

村岡唯…あいつ、まさか私から華ちゃんを奪おうとしているのか?

許せない、許せない、許せない、許せない、許せない、ユルセナイ、ユルセナイ、ユルセナイ………!!