二年生に上がったとき、華ちゃんと別のクラスになってしまったのだ。
隣のクラスとはいえど、華ちゃんと離れ離れになってしまった。

クラス発表の日の夜、私は悲しさのあまりベッドの中で泣いた。

華ちゃんがクラスにいない。
華ちゃんがクラスにいない。
華ちゃんがクラスにいない。

絶望だ。
辛過ぎる。

休み時間や放課後は一緒にいられたとしても、別のクラスとなると一緒に行動する時間はめっきり減ってしまうだろう。

お昼を食べるのも、移動教室するのも、体育祭のチーム分けも、文化祭のシフトも、華ちゃんに合わせることが難しくなってしまう。

華ちゃんといる時間が減ってしまう。