どうして…私が…。

「うっ……うぅうぅ……うわああああああ!!」

私は一人、トイレで泣き叫んだ。

そこへ、ある人物が入ってきた。
本条志保だ。

本条志保は、泣いてうずくまる私を見下ろす。

「これがあなたの末路?
自業自得ね。

どうせ、自分が可愛いからって何しても許されると思っていたんでしょう?

バカね、性格ブスの美少女と、性格の良い美少女、どっちが皆から好かれると思う?
後者に決まっているでしょう?」

彼女はそう言った。

いつもの本条じゃない…。
これが、本条の本性…。