【紫・超短編】tears(スト漫のシナリオ) (宝希☆/無空★/著)レビュー

駆け抜ける悲しみ
腕の良い傭兵は家族と過ごすことが一番の幸せだったのでしょう。

しかし妻を亡くし、怒りに身を任せて国を破壊します。それでもまだ守るべき存在はいました。
息子を育てるためにした決断には、傭兵なりの愛と寂しさを感じます。

守るべき存在すら失った時、傭兵は周りのことに気づきました。

軍神と恐れられるほど強くても、大切な存在がいないと意味がない。最後に傭兵の虚無感がどっと押し寄せてきました。
フェザーフォルテ
(2018/12/26/22:00)