ふわふわした感じがして視界がクリアになると、そこには小学五年生の時の教室があった。
わたしはもう中学生。なのにどうして?今は給食の時間らしくてみんなが配膳してる。私も配膳をする。みんながいる。懐かしい。
皆「『いただきます!!』」
久々に食べる給食はとても美味しくて懐かしかった。

ガラッ
知らない男が入ってきた。まるでピエロのような格好をしているのにものすごい美少年だった。彫りの深い目は緑色に光り、腰まで伸ばしてある金色の髪は美しい光沢を放っていた。
誰もがまるで少女のような美しすぎる少年に目を奪われていた。
先生「誰だおまえは!!」 
少年ははにかみながら男子の一人にさわった。
その瞬間、男子が悲鳴をあげて椅子から崩れ落ちた。男子の倒れたところに巨大な火柱が立ち、火が消えたときには男子は炭になっていた。誰も助けられなかった。
皆が、怯えてその少年を見た。

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?「僕とゲームをしよう。僕が君たちに触れれば君たちは焼け死ぬ。だから、そうならないように僕から逃げるんだ。制限時間は一週間、簡単だろう?」 
先生「ふ..ふざけるな!!!」
怒る先生に彼はスッと近づいて触れた。たちまち火柱が立った。皆は泣き叫びながら教室から出ようとした。でも、鍵がかかっているかのように開かなかった。彼は言った。
?「皆は若いから、命を3つに分割してあげる。僕に三回さわられればアウトだ。このクラスは40人いるね?ひとりでも生き残れれば、死んだその他の全員が生き返る。でも、40人全員死んだら...........僕の勝ち。」
その瞬間鍵が開いた。次々に外へと走り出た。
今このときから私たちの、一週間の戦いが始まった。