空白目線:

するっとリボンが解ける。脳内ではさっきのエイちゃんの言葉。

『キャッ…!』

軽い悲鳴をあげて、しゃがみこむ私。恥ずかしくて、目があつい。

エ&そ&ツ (なんだ、この可愛い生物は…?!セクシーな見た目とは裏腹に天使すぎる反応…!)

ツ「ドッキリ大成功〜」

上から聞こえてくる笑い声と、ドッキリ成功という言葉。顔をあげると、そらちぃと目があう。

そ(上目遣いは死ぬ//)

『どういうこと…?』

なんと実際は私にドッキリらしい。確かに水着は解けていない。よくよく考えると、こんな細い紐で支えてるわけがない。ほっとして、逆に涙がでてくる。

『うっ…泣』

必死に顔を背けるが、そらちぃに気づかれた。

そ「白ちゃん?!」

カメラをエイちゃんに押しつけると、頭を撫でながら、なぐさめられる。

『ごめんね、なんかビックリしちゃって…』

逆に謝ってくる3人に申し訳ない。そんな気持ちを分かってか、そっと抱きしめてくれるそらちぃ。

優しいな、とそらちぃの香水におちついてくる。

エ「ごめん、泣かせるつもりはなかった…」

苦しそうなエイちゃんも、抱きしめる。

『ううん、いいの。』

隣のみっくんもついでに。

エ&そ&ツ (胸があたってやばい///)

『あっ、りっくんは?』

そ「りっくんは実家に帰ってるよ〜」

なんだ会えないのか…少し残念な気持ちを抑えて、この日はエンディングを撮り、プールで遊んだ楽しい1日でした〜