お湯を沸かしマグカップに紅茶を淹れる


ソファは占領されてしまっているので

ソファとテーブルの間の床に
クッションを置いて座って
両手でマグカップを口に運ぶ。



何もついていない真っ暗なテレビを
ぼんやりと見つめながら
昔の自分を思い出していた。

───


──────────・・・




元カレの数は多い。


つまりは1人の人と長く続かないから。




ずっと好きでいられないの。



わかんないけど飽きちゃうの。




って自分でカッコイイ様に言い聞かせてるだけ

本当は逃げてるだけなのに。