消えし、記憶。 幾千の記憶、 縁、 ひとつの唄とす。 別れしもの、 遠き日の想ひ。 懐かしき想い、 消えたもの。 忘するな、 その想ひは、宝玉なり。 愛せ、人の子らよ。 光を宿したり。 【宵始伝―未来―より】