「えっ、こんな高そうなもの…」






(使えれわけない。こんな俺が…)






「金の心配はしなくていい。
私たちのは本当に会社を建ててるから」






(そうなんだ。この家の家族は何でもできるんだな。)





「あと、ネックレス、指輪、ピアスどれか一つ毎日付けること」





「何で?」






「私の会社はトップを争う会社だから、トップクラスの私たちはアクセサリーを付けるんだ。
男子はこの三つから、女子は男子より多くて、イヤリング、カチューシャ、ピンのどれかを付けていいんだ」






(そうなんだ。
あれこれどういうことだ…さくらま…)







「あの桜米って誰っすか?」





「ああ言うの忘れてた、私と望は桜米として学校に行く」






そうして学校に行く日になったのだった。