…違う。違う違う。 そうじゃないんだよ。 私はただ、ずっとこのままでいたかっただけなのに。 それは、心地いいこの関係が変わってしまうのが怖かったから。 可愛くない私をあの頃と同じように受け入れてもらえるのか不安だったから。 たったそれだけのことなのに、うまく言葉にできなくて突き放すような言い方しかできなかった。 結局、変わったのは夏樹だけ。 私はあの頃と何一つ変わらないまま… また、同じように夏樹を傷付けた。