今日もまた会社に戻ると 余裕で定時を過ぎていた。 いつもの事と思いながらも ため息をつかずにはいられなかった。 例えば、もしも俺とスズが 付き合ってたなら今ここで ため息をつく事などなかった。 仕事の事ではない。 俺の悩みはいつもスズとの事だ。 それさえ上手くいけば 俺はどんな事でも 上手くいくような気がしていた。 スズさえいれば... いつもそんな事を考えていた。 聖夜「よっ!」 いつもならこんな時間には 会社にいない聖夜が 缶コーヒー片手に 営業部へとやって来る。