李人「随分と高嶺の花になったんだな。」 涼美「何言ってるの? 昔から私は高嶺の花だったよ?」 李人「...ふ。そうかもな。 スズはずっと俺が手に入れたくても 手に入らない女だったから。」 涼美「...モテるくせに馬鹿だね。」 李人「...本当、馬鹿だよ。 1番初めにスズになんきゃ 出逢わなきゃ良かった。 俺の人生最大の後悔かも。」 涼美「残念だったね。 順風満帆なリトの人生の後悔が私で。」 はははって自嘲的に笑うスズを見て 心の底から幸せにしたいと思った。