好きって言わなきゃヤダ。【完】

「乙羽に会うのは、2年振りだよね。」


「…そうだね。もう、そんなに経ったんだ。」




あの頃と変わらない優しい声色。


それに、那央の匂い…。




那央と過ごした日々が、鮮明に頭に蘇る。




…ずっと、会いたかったよ。




「こっち、戻って来てたんだね。」


「うん、ちょっと前にね。」




そっか、全然知らなかった。




でも、那央が元気そうでよかった。