何とか体力も戻り、新しい学校生活が始まろうとしていた。

お嬢様が通う私立星蘭女学院中等部3年

亜香里(私)が通う学校だ

公立に通ってた私からしたら別世界の学校だ

お城の様な建物に中は豪華な装飾品ばかり

私…本当にここでやってけるかな……


と考えていると、
「亜香里さん、おはようございます」
清楚で可憐なお人形の様な女の子が私に挨拶をしてきた

驚きの余り私が何も言わないと

「ごめんなさい、記憶喪失だとは、聞いていたけどまさか本当だったとは、……」
「心配なさらなくても大丈夫。私は、西条鳴海と言います。 亜香里さんとは小学部からの幼馴染ですわ。」
「はぁ～」
いけない‼️驚きの余り気の無い様な返事をしてしまった
大丈夫だったかな？
「亜香里さん何だか本当に変わってしまいましたわね」
心配そうに鳴海がじっと私の顔を見ていた
「大丈夫ですわ、ご心配お掛けしてしまいました
お願いがありますの鳴海さん、申し訳ないんですが、学校の事全く覚えてませんの。色々教えて下さらないかしら」
「もちろんですわ」
それから鳴海に色々と教えて貰った