高杉の怒りは頂点に足していた


高「…なんだその眼は…あぁ?」


高杉は沙奈の髪をつかんだ


沙「ッ痛…」


祐「たかすぎーー!!」


誠「信也!やめろよ!」


沙「…あなたは…」


高「あぁ?」


沙「あなたは……

可哀想な人です…

皆さんは…

あなたがこんな態度でも皆さんは…

あなたの事を総長だと…認めてるんです…」


高「…これ以上物を言うと犯すぞ?」


沙「…あなたを裏切ったのは、ここにいる皆さんではないはずです!

もうその方はお辞めになったんですよね?!

なのになぜ皆さんまで信用してあげないんですか!!」


高「うるせーーー!」


バンッッ


高杉は沙奈の後ろの壁を殴った


沙奈は高杉から目を離さなかった


沙「…高杉さん…あなたは…怖かったんですよね?」


高「はぁ?」


祐「沙奈もうやめろ!」


沙「ダメです!!!こんな争いは…ダメです」


憲「沙奈ちゃん…」


高「だまれ……だまれだまれだまれーーーーー」


高杉は沙奈に向けて拳を振り上げた


沙奈は目をつぶった