高杉は沙奈の顔をじっと見て言った


高「くだらねーんだよ。

仲間とか…大切な人とか…

何が仲間だ…

何が大切な人だ…」


沙「…?」


高「…俺はなぁ…仲間なんて本当はいらねーんだよ

ただ、こいつらが寄ってくるから付き合ってやってるだけだ」


沙「あなた……最低です」


高「最低…か。何とでも言えよ。

だから俺はお前らみたいに、仲間とか…大切な人とかほざいてる奴等がうざったいんだよ」


沙「……」


高杉は鼻で笑い、立ち上がった


高「おい誠(マコト)。ちゃんとこの女見とけよ」


「うっす総長」


誠と言う男が奥から出てきて、沙奈の目の前に来た


高杉は奥に消えて言った