<<その日の夜>>


走り終えた3人は広場で話をしていた


憲「笹本に告られたー?」


祐「あぁ」


竜「終いには、断り、総長だとバラすと?」


祐「あぁ」


憲「バレたらどーすんだよ」


祐「なるようになれだな」


竜「呑気だねぇ」


祐「じゃー笹本と付き合えっつってんのか?」


憲「そーじゃねーけどよ……しかし……笹本は何を考えてんだ?」


竜「確かさ、笹本って他の族の奴等とも交流が深いって聞くぜ?」


祐「そーなのか?」


憲「どっかの回し者じゃねーのか?総長への仕返しとかで……」


祐「俺への仕返しねー」