来た場所は屋上。 今は昼休み。 少し冷えてきた風を受けながら一ノ瀬君に聞いた。 『それで何を話すの?』 「…でした。」 『え?』 とても小さくて聞き取れなかった声に 反応した。 「ずっと前から好きでした。」 『…っそれって告白…?』 明らかに顔が赤くなっている私は 一ノ瀬君に問いかけた。