『余命(よみょう)云々は、正直、何とも言えません。数ヵ月単位かもしれなければ、年単位かもしれません。』 うん、私もそう思う。 思っていても、聞きたかった。 神様しか知らない話なんだけど。 それに…。 寿命が(笑)父よりか、短い可能性は、父以外の家族みんなが持っている。 姉と二人、お礼を言って、病室に戻った。 父は、今日のメニューの栗ご飯を食べていた。 食べる元気は、幸い、ある。 私達も昼を食べて来ていいか聞くと、行って来いと言った、丸坊主の後ろ姿。