「帰ろっか」

帰るしたくをしながら
悪斗くんに話しかけた。


「起こして」


悪斗くんがあたしに言った。


腕を引っ張って、
悪斗くんを起こした。


「ありがとう」



悪斗くんは眠たいのか、
フラフラしながら
残りのしたくを始めた。