守りたい ただあなただけを



「・・・・・・・。」


「どうされたのですか先程から?」


「・・・・国王に呼ばれて・・・
さっきまで王室へ行っていた・・・。」


「リバル様はなんと・・?」


「・・・・・・・・・・
カズマ君・・・・。」


「・・?」


「・・・お前だけでも・・・・
お前だけでも早くここから逃・・!」





「カズマ。ここにいたのか。」
「!?」


「リバル様。
何をやっていらっしゃるのですか。
長達が待っておりますよ。」


後ろから声を掛けられると、
リバル様と、相変わらず目つきが悪いサイコがいた。