ラバル様が生前、
文通をしていたイズミ姫。


何事も無ければ・・二人は再び会うことになっていた。

そして・・・何事も無ければそのまま・・。


ラバル様の突然の死に、イズミ姫は相当深い哀しみに包まれたに違いない・・・。


限られた者しか立ち入ることが許されない王家の墓。

そこに行きたいと彼女が申し出るのは当然のことだった。