「ねぇーちょっとコンビニ行ってきて良い?」

「いいけど、俺も行くよ。」



「あ、大丈夫。すぐ帰るから、それに欲しいもの、生理用品だし…」



「そか、じゃあ、気をつけて。行ってらっしゃい。」


「うん、ありがとう。行ってくる。」


私は初めて彼に嘘をついた。本当は、1人になりたかったのだ。
もう一度今後どうすべきか考えたかったのだ。


私はとぼとぼとコンビニへとりあえず向かった。
髪の毛がくちゃくちゃに絡まるほどの強い風が吹いていた……

くちゃくちゃ……

私の心の中も今は同じかもしれない。