『俺は小山が好きだから。』と体温が離れていった。それが少し寂しいと思った。


『えっ…嘘っ…』片想いだと思ってた。


『嘘じゃないよ。あの時初めて小山とあった日からずっと。』と暖かい笑顔を見せた。



胸がキューと締め付けられた。それは苦しい痛みじゃく嬉しい痛みだった。



ずっと。ずっと見てきた風沢君に想われてたと思うと涙が止まらなかった。



『うっ…っ』言葉が出ないっ…



『小山!?今度はどうした!?やっぱりこんなやつに告白されても困るか…』と笑ってるも少し悲しい顔をしていた。


『ち、違うっ!…私もっ…私も風沢君が好き…』やっと…やっと言えた。


『え?ほんとに?夢っ?』と信じられないと言う顔をしていた。


私の方が信じられないよっ!


『夢だったら悲しい…』と涙はでてるけど笑顔で笑った。


『っ…だよな。小山っ…いや寧々好きだ俺と付き合ってくれ。』と手を出した風沢君。