SOG&MJK☆〈完〉



「…何がそんなに嫌なわけ?」


「…え?」

「別に原本たちには同棲はばれてんだろ?
 何でそんなに嫌がんだよ」

「そ、それは…」


別に嫌なんかじゃない。


 で、でも何かモヤモヤする。


そう。もし他の人に同棲がばれたら。


だけど、來名達はばらさないし…


 でも、隼が入った家にあたし達が入ってたのを

誰かに目撃されてたら…。



「…別に心配ねーだろ」

「…へ?」

「万が一、同棲がばれても、
 そんなに虐めはうけねーよ」


まるであたしの心を読み取ったかのように

話していく隼。  


「第一、何も今日だけじゃないだろ?
 こんなこと」

「……」

「いっつも同じ家に入ってんじゃん。」

「あ…」

「だとしたら、
 もうばれてるかも知んねーしな?」


そっか…もうばれてるかもしれないんだ…


でも、今のところ何もない日常。


「だから心配すんな」


恐る恐る顔を上げれば。


隼は優しい顔で微笑んでいた。


その笑顔であたしの心は、


一気に洗われて、


 モヤモヤが消えてった。