「そう言う意味じゃなくて!
何で寄り道しないのよ!」
「今日は帰りたい気分だったから」
ち、…畜生。
「ま、いいじゃん♪
あたし達はこれを望んでたんだし♪」
「…え?」
「隼ーお前結構いい家に住んでんじゃん」
「…まーな」
「え、ちょ…」
全く話についていけない。
「とりあえず座ろっ」
そう言うと來名達は適当に座った。
「隼!ちょっと来て!」
あたしは隼を呼んで部屋に連れて行った。
「…何ですか、眸さん」
「何ですかじゃなくて…!
何でそんな平気なわけ?」
「あ?何が」
「だから急に來名達がきて!
普通は驚くもんじゃない!?」
「何でそんな怒ってるわけ?」
「お、怒ってはいないけど…」
急に落ちついたあたしを見た隼は、
フッと微笑んでいった。
「竜が眸の家行きたいって言ったから、
ならくればって言っただけ」
「…は?」
「ま、今日来るとは思わなかったけどな」
また軽く微笑んだ隼は
あたしの頭を撫でながら言った。
「な、何でそんなこと…」

