SOG&MJK☆〈完〉



「それに、気持ち良さそうに寝てたし?
 無理に起こすほどの奴じゃねえし」


え?…え?


「出て行かないの…?」


「何で出て行かなきゃいけないわけ?
 まだ来て全然経ってないのに」


よ、良かった…


ゴミ捨てだったんだ…



 自然とさっきまでの涙は消えていた。



胸の痛みもスーッとなくなった。



ああ、分かった。やっと気づいた。


あたしは……









 ――――――隼が好きなんだ。




同棲を始めてまだ1ヶ月半。


たった少しの間に、

あたしの気持ちはどんどん膨れ上がっていた。




隼の匂いが落ち着いたのは…好きだから。


隼が出て行かなくて安心するのは…好きだから。


隼を必死に探したのは…好きだから。



そっか。この気持ちは好きだったんだ。



何でかわからない。

こんなにドSで我儘で自己中で俺様で…



でも、その中にはぎこちない

優しさがあったのかもしれない。


あたしは、隼の何もかもに吸い込まれてたんだ。