隼が部屋を出て言った途端。 顔がさっきより赤くなる自分がいた。 恥ずかしくて枕にうつ伏せになると。 あ…隼の匂いだ。 別に香水を付けてるわけじゃなく、 自然と香る爽やかで甘い匂い。 あたしは隼の匂いは嫌いじゃない。 いや、匂いフェチとかじゃなくてね? ただ…落ち着くって言うか… 癒されるって言うか… そーんなことを考えてるうちに、 だんだんと眠くなってきた。 「…寝よう」 あたしはそう呟くと、 まるで隼に抱きしめられてるかのような、 隼の匂いで包まれたベットで、 静かに瞼を落とした。