「じゃーねー!」 「またいつか会おうな!!」 「絶対連絡するねー!」 あの後、 あたしは必死に涙を堪えた。 何人か泣いてる子はいた。 そんな中で、みんなで園歌を歌って。 全然覚えてない人もいれば ちゃんと覚えてる人もいた。 久し振りにみんなで鬼ごっこなんかして、 笑顔が絶えなかった。 そして今。 あたし達はまだ幼稚園に残っていた。 夕焼けの光が あたし達を照らしている。 ずっと沈黙だったけど、 それは嫌な沈黙じゃなくて 居心地のいい沈黙だった。