でも…そんなの無駄だった。
いくら別れてほしいって言っても…
昔から口悪い隼には勝てなかった。
『それしか言えねえのか?
これで…眸が喜ぶとでも思ってんのか?』
確かに…正論だった。
でも、俺はやっと眸に会えたんだぞ?
全部…本当の事を聞きたかっただけだぞ?
でも、さ。隼が同棲してるって何?
付きあってるって…何?
来て早々そんなことあるのかよ。
フツフツとまた怒りが沸いてくる。
ごめん眸…。俺、
隼に負けたくねぇわ。
『俺は…!!
ずっと見てきたんだ!!
何でも知ってる!!!
お前には分かんないことだって!』
『軽い気持ちで眸に近づいてんじゃねーよ!
離れろよ!!
眸は俺と居た方が…幸せなんだよ!!』
俺だって…怒鳴りたくて怒鳴ってんじゃねぇよ?
実際、眸が俺を嫌いなのは知ってる。
けど…何で隼なんだよ。
何で…隼にこだわってんだよ。

