爽やかに言ってやった。
何て思ってたら…あ。
眸、いんじゃん。
眸は何だか険しい顔をしてこっちを見ていた。
あれは…相当嫌がってんな。
まぁ…電話でも分かってたけど。
んで、隣に居る女の子はやたらと楽しそう。
俺は心の中で笑いながら、
指定された席に着いた。
ふと、周りを見回せば。
うわ…隼じゃん。
名前も変わってねぇのにアイツは
俺の事全く気付いてない。
完璧…忘れてんな。
そう思った俺はあることを思いついた。
こうなったら、こっちも初対面方向で行くか。
いつ気づくかな?
本当の理由はこんなんじゃないのに
俺はいつの間にか悪戯心が沸いていた。
でも、結局短気な俺は…
怒るんだよな。うん。

