「って訳で♪なるべく早く返してよぉ?
俺らから逃げれると思っちゃ駄目だよぉ?
お兄さん♪」
そう言い残すと奴らは
甲高い笑い声をあげながら帰っていった。
そして俺は絡まった糸を解くかのように
理解を始めた。
まず、眸は無関係。
眸の親も貸したりしてるわけじゃない。
ただ、眸は金持ち。
父親が…でっかい企業の社長らしいし。
海外の。
でも、何となく信じれない自分がいた。
いや、金持ちの事じゃなくて…
本当に、眸の親がそうじゃないのか。とか
眸は絡まれてないのか。とか
そこで、俺は再度決心をした。
やっぱり花園に編入して
眸を確かめよう。
後日。俺は編入届を出した。
明後日が編入日。
でもその前に…
大きな壁が俺の前に
立ちはだかった。
「花園ってさ…
あのイケメン神楽君いるんだろ?」

