Deal×Love After

まさか、海さんも、このテレビの男性のように、他の女性のところに……?


焦った私は海さんに電話を掛けた。

だが繋がらない。

更に焦った私はいてもたってもいわられなくなって、家から飛び出した。

走って向かう先は、海さんの会社。


入口はもう二十時だからか、真っ暗。
どうやって会いに行こう……。
もう一度、電話を掛けてみようか……

そう思ってスカートのポケットに手を入れるが、

あれ……?携帯が無い……


「あれ?椿ちゃんじゃない。どうしたの?」


焦っていたところに声を掛けてきたのは、海さんの御母様だった。
なんと運が良いの。

「こんばんは!お久しぶりです!海さんに会いに来たんです!」

頭を下げて挨拶をして顔を上げると、怪奇そうな顔をする御義母様と目があった。


「え?海ならかなり前に帰ったはずだけど?」


え……