くしゅん!
「椿、寒い?」
微睡みの中、心地好いテノールボイス。
驚いて目を開けると、明るくなっている背景と目の前には海さんのドアップ。
一気に脳が覚醒。
「おはよ、くしゃみしてるから」
はっ!気を遣わせている!?
「大丈夫です!おはようございます!」
私は慌てて返す。
物凄く寒かった。
でもこれが海さんの快適温度なら私が合わせないと!
それよりも何よりも、大好きな人の顔を一番に毎朝見れるなんて嬉しすぎる!
「それなら良いけど。あ、起こしちゃってごめんね」
目の前の海さんは笑顔で返して謝った。
その笑顔に朝からドキリとする私。



