Deal×Love After

そこには長袖の長ズボンの白色のパジャマを着ている海さん。
海さんのパジャマ姿、初めて見た……。


「まずは日課のハンドクリーム」

海さんはハンドクリームを手に持っていて、私の横に座った。
そしていつも通り、丁寧に私の指に優しく塗り込んでくれている。

でも今は心臓が壊れそうだから、変に時間を延ばすより、早くベッドに向かいたい!
心臓の音に耐えながら海さんの行動を見つめていると、ついにキャップを取り、蓋を閉めた海さん。

私は、ついについに、海さんに……!


「俺の部屋に行こう」

私の手を掴んだまま海さんは微笑むと立ち上がった。


心臓はドクドクドクなんて平常な音じゃない。

ドッ!ドッ!と海さんにまで心音が聞こえるくらい、大きく打ち鳴らしている。