Deal×Love After

海さんはバスルームへ向かって行った。
海さんを見送った私は、とりあえずソファーに座る。


ドキバクドキバクドキバクドキバク……!

自分の心臓の音しか聞こえない。


一応、脳内の記憶に残っているあの厭らしい映像で予習復習はした。
したけれど……


「あんな恥ずかしいこと、私に出来るのかしら……」


どうすれば良いかアドバイスを経験者から欲しかったけれど、恥ずかしくて誰にも訊けなかった。

でもあの行為が愛を確かめ合う行為で、海さんが求めているのならば、私は応えなければ!



「椿、お待たせ」


ドキィ!!!


突然掛けられた声に心臓が口から飛び出そうになった。

つ、ついに、この時が!

私は心を決めて振り向く。