Deal×Love After

「海さん、近いです!」

「そんなことないと思うよ?」

今は、キッチンで料理を一緒に作るはずなのに、何故か海さんは私の背中にピッタリピッチリくっついている。


「早く切らないと晩御飯の時間になっちゃうよ?」

すると真後ろからは楽しそうな声。

「指、切りそうだから離れてください!」

こんな密着されて冷静に食材を切れるわけない!


「仕方ないな」

怒るように返したからか、やっと離れてくれた海さんだが、やっぱり楽しそうに笑っていた。

両想いになっても、海さんのイジメは続くようだ。



そして晩御飯タイム。


「今日も味噌汁美味しいよ」

「ありがとうございます……」

海さんの方が断然料理が上手だから私は味噌汁担当。