心臓が痛い

けどこの痛みは嫌じゃない

むしろ心地いい

俺なんか…壊れたのか?

そんな風に少し考えていたら

ヒナ「ティノー!!何考えているんですかー!

また何かやっぱりあったんですか!?」

顔を近づけて来て心配そうな顔をする

ティノ「…!?わぁ!?だ…大丈夫だ!

近い!!」

慌ててヒナの近くから飛びのく

ヒナ「人が心配しているのにー!

ティノって神様だけど口調荒いですー!」

飛び退かれムスっとしながら

ティノ「これが素の話し方だ

他の人の前ならまだちゃんとしている」

ヒナ「どうして?私の前では素??」

首を傾げられる

そんなの俺が知りたい

ヒナの前だと素になれて

側にいると楽しくて

この時間が永遠に続けばいいと思う

幸せとはまた違う

これは……

〝恋〟…??